RALLY

国内で開催されるラリーは、スタート前に渡されるコース図(交差点を中心にしたコマ図が主流)と指示書にしたがって競技をする事が多い。複数区間での走行スピードが指示され、走行中に距離と時間から算出したスピードを維持して走り、より正確に走る事を競うもの。ドライバーとナビゲータが二人一組で競技をするのが一般的。指示速度の高低、コースの設定などで競技の内容は大きく変わる。スペシャルステージはクローズドされた区間でのタイムトライアル的な要素を入れたものもある。
最近は道路事情などから、国内ラリーの開催数は減少しているが、約30年前から20年余りの間の最盛期には200台近いエントラントを集めて開催された大会もあった。現在、国内で活動するモータースポーツクラブの中にも、この時期に生まれたラリーチームも少なくない。一度はラリーに魅せられたことのあるモータースポーツ関係者は多い。
2004年の北海道でのWRC開催などがきっかけになり、日本のラリー関係者のパワーアップが期待される状況。
2007年現在は、前述にあるスペシャルステージの結果に重きを置いた大会が多くなっている。

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