GIMKANA
モータースポーツ入門的競技の代表格と言えばジムカーナ。競技方法は至って簡単。決められたコースを１台ずつ走って、その走行タイムを競うというもの。ＣＣＣＲでは、モータースポーツの中で最も安全な競技と捉え、毎年１戦から数戦の大会やトレーニングを開催している。ＪＡＦの分類ではスピード行事とされるが、一般の人が感じる『スピード』という概念には程遠いので、高速が苦手な人でも気軽に楽しめる。勿論、ハイスピードなジムカーナも存在するが、多くが最高速でも８０ｋｍ／ｈ以下、競技中の平均スピードは４０Ｋｍ以下のものも少なくない。したがってスピードを競うというよりもハンドルさばきの技術を競う競技だと言った方が、一般的には理解され易いかも知れない。競技時間は約１分から２分。短時間ながらそのぶんミスが許されないシビアな競技。
ＪＡＦの選手権競技に参加するベテラン選手などが、クルマを自由自在にコントロールするさまは、まるでサーカスのようでもありクルマのダンスのようでもある。一見の価値有り。
下の写真は１０年ほど前にＣＣＣＲで開催したデュアルスラロームという競技だが、実際はこの競技だけで単独開催されるのはごくまれである。ジムカーナのサポートイベントとして開催されたり、練習会などで取り入れられることもある。ＣＣＣＲのジムカーナトレーニングでは、スラローム走行の練習にこれを取り入れることもある。
